ショップから連絡があり、以前購入したレックマウントの交換品が届いたとのことだ。 レックマウント製のサイコンマウントは昨年発売直後に購入したが、 使ってみて設計に問題があることがわかった。 メーカーと直接話したが、そのときは製品に問題はないの1点張りの対応だったのだが、 その後、すぐにメーカー側も販売中止にしていたので、やはり問題があったということだろう。 ではレックマウントの改良版Canyonエアロコックピットハンドル用のサイコンマウントを見てみよう。 ハンドルへの固定は、裏にあるカバーのネジに共締めで固定方法は従来版と変わらず。 カバーと設置する部分が改良されており、従来の2点設置からCanyon純正のマウントと同じように面で設置するように変更されている。 このため、従来版のように路面等の振動によって動いたり外れたりするリスクは低くなっている。 実はCanyon純正のサイコンマウントをすでに使用し、ゆるんだりすることなく使えることは確認している。(そのため形状的にはレックマウントの改良版はぶっ飛ぶことはなさそうか?) レックマウントはサイコンの設置個所とハンドル裏の固定箇所を1本のアームで繋いでいるが、Canyon純正は2本なので、この点の振動への影響は気になるところ。 Canyon純正と比較して、レックマウントのメリットは下にライトやカメラが装着できること。 カメラはカバー下になり、カメラ固定位置とサイコンと距離があるから、映り込みそうな予感はする。 Canyon純正とレックマウントは価格的にもほぼ同じなので迷うところ。 Canyon純正は4000円程度でレックマウントのものより安いが、送料が2,000円程度かかるため、 単品で発注するとなると金額的なメリットは特にない。 Canyon純正マウントを購入する場合は、エアロコックピットハンドル付属の完成車やフレームを注文するときに同時に発注するとよいだろう。 レックマウントの改良版は、見たところ大きな問題はなさそうなので、 純正のこだわりがなければこちらを使っても大丈夫そうだ。
通勤ライドのはずだったのに、いつのまにかレースの世界へ。 ツール・ド・おきなわ210kmを1年のメインレースに、ヒルクライム、実業団レースなどに参戦中。