2015年4月26日日曜日

大磯クリテリウム第6戦でつながったPROJECT-Yのチームプレイ


大磯クリテリウム最終戦エキスパートクラスでPROJECT-Y ともあっき選手が3位入賞を果たした!
チームで参戦を続けてきて、ようやくメンバーの走りがつながった瞬間だった。

PROJECT-Yは主に箱根で活動しているクライマー中心のチームだ。
普段はFTPとパワーウェイトレシオの向上に重点を置いたトレーニングが中心だ。登りの力はつけてきているが、その反面、絶対的なパワーやスプリント力はまったくといっていい。
そのことを強く感じたのは前回の第5戦。
最終周回のバックストレートでともあっきがアタックして最終コーナーを先頭で抜けるも、
ゴールスプリントで後続に次々に抜かれて結果は8位。軽量級でパワーウエイトレシオはそこそこでも、クリテリウムで必要なのは体重比ではなく、パワーの絶対値だ。

パワー勝負では確実に不利。
言い換えればスプリントになる前に勝負をかけるということだ。逃げはどうか?これはレースのレベル自体がまだ発展途中でエキスパートクラスであってもまともな協調が成立しない可能性が高い。いろいろ考えているうちに、最終戦の戦略は自然と見えてきた。

エキスパートクラス
出走はともあっき、みのりんの2名。監督の自分はコース脇にスタンバイ。実際は監督半分、カメラマン半分かな。

ローリング周回の後、レーススタート。
序盤の作戦は逃げは容認、飛び出す選手のチェックに入らず、集団内で様子見。逃げ集団も協調体制が見られたら対応する。
レース直後に3選手が逃げるが、1人の逃げに2人が追うというかたちだったのでここは警戒しなくても大丈夫そうだ。ともあっきとみのりんは集団内で温存。


レースがまだ落ち着いているうちにカメラマンモード。ローアングルから狙いまくる。大磯クリテリウムを通じてカメラスキルもたしかに成長している(走るよりこっちを本職にしてしまおうか笑)。


レースが動いたのは、9周回に入ろうとするところのホームストレート。ここで大規模な落車が発生。みのりんが巻き込まれるも間一髪で交わしてレース続行。あとでわかったことだが、このときの接触で前輪のスポークが曲がっていた。


この間に逃げ集団とのタイム差が開く。しかし、逃げも次第にペースダウンしてきた。持ちこたえつつ、機会をうかがっていた。
終盤に入り、残り3周のところでGOサインを出す。ともあっき、みのりんはここから加速し、みのりんがともあっきを引いてポジションを上げてく。全体のペースが上がり、集団も縦長へとかたちを変えていった。
ブレブレなホイールで懸命にアシストするみのりんは残り1周のところで離脱し、ともあっきを発射。ここから勝負に出た。


バックストレートで前に出て、最終コーナーへ突っ込む。ラインも悪くない。追ってくる後続と立ち上がりからのスプリント勝負になった。
叫ぶ監督、限界まで回すともあっき、後ろからではわからないが、たぶん3着か4着。
ゴール後、ともあっきからは「3着入った!」とのことだったが、騒いでダメだったときが恥ずかしいので冷静に公式リザルトを待つことに。
張り出されたリザルトにもたしかに3着となっていた。


チームとして2015シーズン初の表彰台となった。
ともあっきの最後の踏ん張りも見事だったが、直前まで壊れたホイールで引き続けたみのりんがいなかったらこの写真はなかったはずだ。
このふたりをどう動かせば勝ちに絡めるのか、と考え続けた大磯クリテリウムシリーズだったが、最終戦で実現できたことは監督としてHAPPYな結末だった。
「勝負に絶対はない」とどこかの監
督がいっていたが、不利な状況でも能力の引き出し方次第で十分戦える場面があるのだと思う。この結果を次につなげ、チームを盛り上げていこう。

次は来月にある地元開催の箱根ヒルクライムだ。
クライマーのステージだけに上位に食い込んでいきたい。

2015年4月24日金曜日

箱根から多摩川へ

4月からの新生活に伴って、活動場所が長年慣れ親しんだ箱根から多摩川沿いへと変わった。
このあたりは山はなくて登りの練習には苦労するが、速い人たちがたくさんいるので練習の質が急激に上がった。

練習は朝5時起きで準備を済ませてポイントへ向かって交通量が増えてくる6時半過ぎにタイミングをみて終了。
自分の練習メニューは「速い人にできるだけ着いていく」というシンプルなもの。
この速い人というのが国内トップクラスで走るPな方々なので、シンプルながら贅沢なメニューになっている。
着きイチで走らせてもらっても、こちらは全開なので、そこから少し上げられただけでもすぐに切れてしまう。まずは着いていける距離を少しずつ伸ばせるように食らいついていこう。

朝練だけで毎日の練習量の基準としている100TSSをこなせている。
富士ヒルクライムまで平地練がメインになりそうだが、強くなって去年よりも速くなるぞ。



2015年4月19日日曜日

ネオプレーンソックスでシューズカバーを自作してみた

連日の雨で、びしょ濡れのシューズを乾かす毎日に嫌気がさしてきた。
6月に控える毎年恒例の梅雨シーズンのことも考え、早期に対策に取り組んでおいて損することはない。
シューズカバーはレース用ではなく、あくまで普段用ということでお手軽に自作してみた。

カバーの材料は、
・シューズを覆える形状
・伸縮性
・防水性
・簡単に加工できる
あたりが条件になってきて、良い感じのものがネオプレーンソックスだ。

ウェットスーツと同じ材料でできていて、伸縮性、防水性、保温性に優れている。
このため、冬場の耐寒アイテムとしても一般的になっている。
シーズンであればホームセンターやワークマンなどで安く入手できたのだが、
もう時期外れで売っていいなかったのでAmazonで購入。

ウェットスーツ素材 で保温性抜群 靴下の上から履ける 9860 防寒ソックス 防寒靴下 インナーソックス [ミドル 丈]

材料費は1280円。
サイズはシューズをすっぽり覆うため、一番大きいLLサイズ。


元々はソックスなので、履いてみればそのまんま厚手の靴下という感じ。

伸縮性が高いので、シューズに履かせてみれば伸びてダブつくことなくフィットする。
シューズのサイズはSHIMANO43で、LLでちょうどよかった。Lだとキツキツで入らないと思う。

加工は簡単。
シューズに履かせて底面のクリートとかかとの部分を切り抜くだけ。

一気に切ろうとせず、真ん中に穴を開けて少しずつ調整しながら広げていくとうまくいく。
このソックスは小さい穴がいくつか空いているので、それを利用すると切りやすい。


写真右側を先に穴開け、後でやった左のほうがうまくできているぞ。



クリートが終わったら、かかとの穴も同様に開けておしまい。


効果は後ほど実践で検討したいが、できるだけ雨降ってほしくないw

2015年4月18日土曜日

【チーム練】ヤビツ峠・クリテリウム周回

チームメンバーは神奈川県内に広く分布している。
そのため、ヤビツがちょうど真ん中で集まりやすいコースとなっている。

住んでいるところから名古木まで246経由で50kmほどだ。
初のルートで時間が読めなかったため、集合2時間ちょっと前に出発した。

246は交通量の多さはわかっていたのだが、アップダウンの多さは実際に行くまでわからなかった。
集合時間をオーバーしつつ、2時間半ほどで到着した。
(遅刻は山頂で全員にコーラを御馳走して許してもらいました)

この日のメンバーは、なおっきさんとチームメンバーの高杉氏&勝倉くん。

デイリーヤマザキスタートで山頂まで自分以外の3人はTT。
平日の朝練で消耗しきって回復が追いついていない自分はL4下くらいをターゲットに走った。

毎朝もがき続けている成果か心拍数が上がらずワットが出ている印象。
ただ、脚は始まる前に終わっている状態なので踏んで行けないw
無理しない流しヒルクライムになってしまったが、午後の部で使おう。


・ヤビツ峠 (デイリーヤマザキスタート)  10.1km 38:54 250W 




ランチは近場の台湾料理屋へ。
このあたりは台湾料理のお店が多い気がする。
とにかく出てくるまでがはやい、そして安い。



午後はわかもとクリテリウム周回練習。
風が強く、スプリントでもまったく前に進まない。
隊列を整えて最初の直線をペースを上げて走り、1つ目コーナーではライン取りと立ち上がりの練習、続く2つ目の鋭角コーナーをクリアしてのスプリント。これを5周回行った。
鋭角コーナーを抜けると向かい風になり、もがいても進まずふらついてしまうほど。

クリテ練習を終えて自走で帰宅。

走行距離 128.3km
獲得標高 1607m
TSS     316


キャニオン2021新型「エアロード」についてのあれこれ

ようやく10月にCanyonの新型エアロードが発表されました。 早い段階からZwiftやマチューパイセンが新型エアロードを露出していたので、 本当にようやく発売になったという気持ちです。 先代エアロードを発売直後に買って現在の愛車なので気にならずにはいられません。 先代エアロード...