2016年4月30日土曜日

バンク練習



今シーズンはトラックがメイン競技の1つなので、できるだけバンクを走っておきたい。
湘南愛輪会の練習に参加させてもらいに平塚競輪場へ。

ロードで平塚競輪場まで自走して、貸しピストで練習を考えていたけど、
あいにくの雨なので電車で平塚までいき、今を時めくJKに駅まで迎えにきてもらった。

天気は曇りで寒い。持ってくるジャージを間違えた。

お借りしたピストは競輪仕様。
FIVE-GOLDには初めて座ったのだが、聞いていたとおり硬い。
脚の回転を邪魔せず、力が逃げないので短距離はたしかに使いやすい。
その反面、これで長距離はキツイな。

ポジションを調整して周回練習からの1kmTTとハロンの計測。
フレームは不明。
ギアは49x15。
ハンドル、ステムはNITTO。
ホイールはワッパ。
いわゆるNJS仕様。

1kmTT 1分23秒
スタートで突っ込み過ぎないように抑えてみた。
スピードを載せ切れていない感じだったので、またいろいろ試してみよう。

ハロン 13秒8
駆けおろすラインをじっくり見つつやってみた。
かけるタイミングはもう少し早いほうが良さそうだ。

その後は自由練習で、4kmを意識してスタートから半周で45km/hに乗せて周回を何回かやった。
スピードメーターを装着してのバンク走行は初めてでこれまでスピード感がよく分かっていなかったのだけれど、競輪仕様で45km/hって結構きつい。

照準は7月末のCSCトラック。はたしてどうなることやら。

2016年4月11日月曜日

2016年第2戦 チャレンジ・ザ・伊豆ベロドローム #1



自分の中の2016年のトラックの開幕戦。
チャレンジ・ザ・伊豆ベロドローム #1にいってきた。

今回の目的は以下の2つ。
・4km個人パーシュートを初経験すること
・スクラッチ完走

8時半前に会場入りして準備と試走をして4km個人パーシュートの出番を待つ。
4km個人パーシュートは申請タイムが一番遅いので出番は最初。
対戦相手がいないのでリラックスして走れる。
これといって作戦は考えていなかったのだけれど、スタートは抑え気味であとはlap20秒くらいで回れればよいかなというくらい。


 4km個人パーシュート 5分48秒160

スタートしてまず最初の1周で巡航速度まで上げるのだが、ペースを考えていなかったので上げすぎてしまった。45km/h程度で良かったのだが、このとき50km/hまで上がってたな…
1km通過地点で千トラのベストタイムを更新。残りの周回は一気にペースダウンで、lap 22-23秒くらいでなんとか消化してなんとかゴール。




課題としては、まずペースの設定。
例えば当面の目標になりそうな5分30秒の場合は、以下のような設定でクリアできる。



最初の1周でゆっくり27~28秒かけて45km/hまで上げ、残りをlap20秒で走る。
ギアは50-15を使ったけど、49-15あたりで回したほうが最後まで持つような気がする。
最初の1周の感覚とペースを調整するだけで今の走力でも10秒程度は短縮できるはず。
夏のキッズ~マスターズのときに5分30秒切りという目標でいこう。


スクラッチ クラス3 7位/11人

クラス3だが、なぜか速いおじさんたちがたくさんいるグループ。
顔なじみのメンバーなので、レース前から舌戦が繰り広げられる。

スクラッチは前回は降ろされたので、今回は走り方の技術アップが目的。
ローテーションで下がりすぎずに良い位置に入り込み集団でのポジションを確保。
ペースが上がってもまずこれだけできれば完走できる。
前回できなかったポイントが押さえられたので目標の完走は達成できた。
アタックを仕掛ける余裕は全然なかったので、今のレベルではこのあたりで精いっぱいなところ。


次回のチャレンジ・ザ・伊豆ベロドロームは富士ヒル前日なので迷い中だが、
4kmのペーシングの改善は試しておきたい。

ひとまず今回の目的は達成できたので、次回からはタイムの改善を目的にやっていこう。







2016年4月7日木曜日

富士ヒルクライムまであと2カ月とちょっと。目標達成に向けた計画。

富士ヒルクライムまであと2カ月と少し。
昨年はタイムを落としてしまったので、今年は挽回するために万全で望みたい。

富士ヒルクライムはコースが走りやすく、しかもタイムが予測しやすい。
そのため、準備を整えていけば目標のクリアがぐっと近づく。
機材、技術、戦略、トレーニングの観点から整理しよう。

目標タイムの設定

まず、これまでのタイムをみてみよう。



2013年に90分切りでブロンズ達成、翌年にはシルバー達成。
しかし、2015年は不調で目標タイム70分どころかシルバーを逃す結果に。

そこで2016年は昨年のリベンジで、目標タイムは70分切りに決定。

富士ヒルクライム70分切りに向けた作戦

70分切り達成には、FTP 4.4~4.5W/kg程度必要。
ちなみにシルバー(75分)は4.0W/kgあたりで達成できる。
パワーウェイトレシオをあと2カ月でどこまで上げられるかが勝負である。

富士ヒルでは計算上、体重と機材の重さを1kg減らせばタイムが1分縮まる。
幸い今の体を見る限り、削ぎ落せる余分なウェイトは十分にある。
練習量を増していけば自然と体は絞れるので、食べ過ぎ飲みすぎに注意すれば問題ない。

決戦機材の準備

昨年と今年のマシンを比べてみよう。

  2015 2016
フレーム CARRERA NITRO SL CANYON AEROAD CF SLX
コンポ SHIMANO アルテグラ 6700(10速) SHIMANO アルテグラ 6870 (11速・Di2)
ホイール 手組カーボンホイール ZIPP 202

昨年の夏にフレームを新しくし、Di2も導入。
さらにホイールはヒルクライム決戦機材のZIPP202。
車重は決戦装備で7kg前後となる予定。

ZIPP303を履かせたときに7.2kgだったので7kgは切れないと思うが、
これまでで最軽量であることは間違いない。

つまり、機材面ではすでに言い訳できないところまできている。

これから機材を準備するなら優先順位として、
1.ギアの適正化(チェーンリング、スプロケットの交換)
2.軽量な足回り(ホイール、タイヤ)
3.他のパーツ(シートポスト、サドルあたりがおすすめ)、ウェアなどの装備品

重量を1kg削っても、縮まるタイムは1分程度。
現行の完成車はエントリーグレードで8kgちょっとなので、
単純にタイムを削れるポテンシャルは1分から2分弱ってところだろう。

なので、まず重量よりも脚力に合わせたギア比を適正にして、
影響が大きい脚回り、最後に削れる重さをコスパの良いところから削るのがお勧めだ。


機材の重量以上に重要なのはギア比。

現在はフロント53-39を使用している。
手持ちのヒルクライム決戦用スプロケットはCS9000の12-28。
インナー34、36にしてクロスレシオのほうがペースや勾配の変化に適切に対応できる。
重すぎるギア比では、脚力を適切に生かせずにタイムが伸びないことは容易に想像できる。

2013年のブロンズ達成には、フロント34-リア25、34-27を中心に、
2014年のシルバー達成には、34-23、34-21あたりを中心に回していた。
70分切りには、もう一段回上のギアを回す必要がある。

  スプロケットの歯数
フロント 12 13 14 15 16 17 18 19 21 23 25 28
39 3.25 3.00 2.79 2.60 2.44 2.29 2.17 2.05 1.86 1.70 1.56 1.39
36 3.00 2.77 2.57 2.40 2.25 2.12 2.00 1.89 1.71 1.57 1.44 1.29
34 2.83 2.62 2.43 2.27 2.13 2.00 1.89 1.79 1.62 1.48 1.36 1.21
30 2.50 2.31 2.14 2.00 1.88 1.76 1.67 1.58 1.43 1.30 1.20 1.07

コンパクトクランクのインナー34にすると、70分切りで主に使用するギア比は1.8 - 1.5あたりになる。
ギア比については実際に試走にいって条件を詰めておく必要があるが、
このギア比をノーマルクランクのインナー39でみると、リアは23と25の2枚で少々きつそう。
クロスレシオのほうがペースや勾配の変化に適切に対応できるので、
チェーンリングをノーマルからコンパクトに変更するのがよさそうだ。

最近の完成車ではクランクがミッドコンパクトと呼ばれるアウター52/インナー36が多い。
平地や登りなどどんなシーンでも使いやすい歯数構成ではあるが、
ヒルクライムでは目標タイムによっては1枚下げたほうが結果的にタイムを短縮できる可能性がある。

例えば目標が2時間切りなら、思い切ってフロント30か34Tでリアを最大32Tなどにしたほうが良さそうだし、90分切りのブロンズならフロント34Tでリア最大28Tあれば十分だ。

試走

富士ヒルクライムのコースとなる富士スバルラインは料金200円で自転車で試走できる。
いつ試走にいくかだが、積雪状況によっては通行止めになるので、事前に確認しておきたい。
営業状況は、富士スバルラインのサイト(http://subaruline.jp/) で確認できる。
4月中はゴール地点の5合目まではいけずに短縮区間での営業が多い。
全線開通は例年ゴールデンウィークのあたりだ。
試走は5月半ばあたりに1回行こうかと思ってる。

トレーニング

FTPの向上が目的なので、L4からL5インターバルがメイン。
近場に坂がないので、休日にヤビツあたりに遠征するかローラー主体になりそうだ。

平日は朝練で朝練メンバーとインターバル走、雨ならローラーで20分走、インターバルを行う。
夜は30分程度ローラーでこなせるメニューで効率重視でインターバルを主体とする計画だ。













2016年4月3日日曜日

タイムトライアルとSATORI TURN-UPアジャスタブルステム

今シーズンのメイン競技は個人追い抜き(4km IP)ということになっている。
4月9日のChallange the IZU velodorome第1戦でデビューする予定だ。

DHバーを使うにあたって、ポジション出しがシビアになるので、
周りで評判の良いSATORI TURN-UP ダブルアングルアジャストステムを導入した。

SATORIは台湾のメーカーだ。
可変ステムは剛性やきちんと固定できるかなどが気になれるところだが、
このステムはそのあたりは問題ないようだ。


調整は2か所。



展開サイズはパッケージではバリエーション豊富にみえるが、
公式サイトによると展開サイズは、
  • EXTENSION  100 / 120
  • BAR BORE  Ø25.4 / Ø31.8   のようだ。


さっそくSATORIステムに付け替えてDHバーのポジションを調整してきた。
調整幅も十分で、しっくりくるポジションが見つかった。
可変ステムを使うとハンドルを低く納まりの良い位置に調整しやすい。

剛性面はスタンディングからのダッシュの際にも十分で問題なし。
今週末の記録会にギリギリバイクの準備は間に合った。
ギアは悩みどころだが、最初の4km IPということで今後の基準となるので、
軽めにするのもアリか。
今後のメイン競技なだけにタイムが楽しみである。

2016年4月1日金曜日

Canyon スモールパーツをお取り寄せ

2016シーズン入りの前にバイクのメンテだが、気になるハンドル周りを直しておく。

破損しているのは、Canyonのエアロコックピットハンドルの裏側のカバーだ。
配線のカバーとDi2のジャンクションを固定するという役割なのだが、こんな状況である。


Canyonは国内にスモールパーツ等の在庫はなく、すべてドイツ本国から取り寄せる必要がある。

お取り寄せの方法は実は簡単で、

1.Canyon Japanに連絡する
2.Canyonから注文確認とクレジットカード決済のメールが届く
3.到着を待つ(数週間かかる場合があり)

なにか問題がある場合は、Canyon Japanの担当者が連絡をくれる。


以下では、今回のスモールパーツの発注の流れを説明しよう。


1.Canyon Japanに連絡 

2016/02/16
canyonのメールフォームからお問い合わせ。

2016/02/17 
canyon Japanの担当者から連絡が来た。
パーツの確認のため写真を送ってほしいとのこと。
工場移転のため、スモールパーツの手配に時間がかかるらしい。

2016/02/18
canyon Japanへ写真データを送付した。

2016/02/22
canyon Japanから連絡あり。発注をお願いした。


2.Canyonから注文確認とクレジットカード決済の連絡

2016/03/07
Canyonから注文書とクレジットカード決済のメールが届いたので決済。
送料が約2,000円、パーツが約2,000円だった。

3.到着を待つ

2016/03/16
スモールパーツが到着。配送はUPS。




今回は工場移転作業中であったこともあり、在庫確認作業に時間がかかったが、
スムーズにいけば、2週間程度で取り寄せできるのではないだろうか。

ややネックなのが送料が1回に2,000円かかることだが、他のパーツとの同梱はできないらしい。
完成車やフレームを買うときなら同梱可能なので、ディレイラ―ハンガーや他の補修バーツ一式は揃えておくのがよさそうだ。

ハンドルのカバーを直した後は、いよいよレースシーズン必須のアレである。

キャニオン2021新型「エアロード」についてのあれこれ

ようやく10月にCanyonの新型エアロードが発表されました。 早い段階からZwiftやマチューパイセンが新型エアロードを露出していたので、 本当にようやく発売になったという気持ちです。 先代エアロードを発売直後に買って現在の愛車なので気にならずにはいられません。 先代エアロード...