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箱根駅伝から逃げるオフ的な初ラン

箱根駅伝から逃げるオフ的な初ランレポート (2014/01/02)

箱根駅伝の裏で行われている(?)自主的なイベントは大きく2つあり、
駅伝スタート前を走る通称”逃げ”と最後尾の交通規制解除の後を走る”追走”だ。
逃げは駅伝スタートの1~2時間前にスタートし、交通ルールを順守しながら箱根を目指す。
各自の走力に応じてスタート時間を調整すれば駅伝に追い付かれることなく逃げ切ることが可能。
追走に関しては、以前は交通規制解除のオール青信号ノンストップランであったが、
近年は警察側の規制が厳しくなってきており、白バイ隊の制止指示の後、
最後尾と信号数個分のスペースを作って白バイ隊はフルスロットル、それを追う混戦スプリントという高強度トレーニングとなっている。
昨年は後追いに参戦したが、湘南に入るまでは50~60人いた集団が、小田原に着くころには一桁しか残らなかったという過酷な状況であった。

2014年は逃げに参戦。
始発電車に乗り込み、東京駅へと向かう。もちろん貸し切り状態。



東京駅で輪行を解除し、時刻は6時半。
大手町のスタート地点の交差点に移動し、通称”馬アスタナ”氏と6時39分、
本家駅伝より1時間21分のリードで逃げ開始。
 

スタート直後は大き目の集団に合流させてもらい、そこから小集団で横浜までいく。
平塚の方に積極的に引いてもらったおかけでスムーズに進み、
本家駅伝のスタート8時の時点で30kmのアドバンテージを作れた。
戸塚の踏切も5分程度で通過。今年の運も上々のようだ。


馬アスタナ氏と一緒に集団を引きつつ30号線に入り、ひとまず遊行寺前のコンビニで休憩。
平塚の方は一足早めにスタート。どこかで追い付きますと約束。
再スタート後、後方の集団と合流し、馬トレインを形成。
134号線に入り、高速巡行モードに入る予定なのだが、前半で消耗したせいか今一つ足が回らない。サザンビーチあたりで後ろにつけていた方々が先頭を変わってくれたおかげで、トレイン後方で湘南を走破できた。
一号線に復帰し、ここからは地味にアップダウンが続く。
先頭はペース維持なのだが、脚が攣り始めていて国府津あたりでトレインから離脱。
馬アスタナ氏らと小集団をつくり、風祭のコンビニまでいく。
箱根インターでは交通規制がかかる。
そのため、余裕を持って出発し、箱根ヒルクライム。
両足が攣りそうな状態だったため、湯本から先は馬アスタナ氏と分かれて登板。
両足が回復するのを待って、ペースを落として登る。
宮の下あたりでやや回復してきたのでペースを上げて一気にいく。
874地点ではすでに多くのサイクリストが応援の準備をしていた。



 今まさに登ってきたコースを走ってくる選手たちを前に、応援にも自然と熱が入る。


来年はひつじ年。羊トレインを目標に一年間がんばろう。

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