スキップしてメイン コンテンツに移動

【機材】リアキャリア ミノウラMT-800Nをロードバイクにつけてお買い物仕様に!

街乗り用のロードバイクにリアキャリアとカゴを取り付けました。
買い物や子どもの公園遊びの荷物運びの性能が大幅にアップしました!
メインで乗らなくなったロードバイクでも手を加えれば役立つシーンがまだまだありますね。
今回のリアキャリア装着のポイントをまとめておきます。

リアキャリア装着のチェックポイント - フレームのダボ穴の有無 -

最初に確認するポイントはフレームのダボ穴の有無です。
フレームにキャリアを固定する際に、ダボ穴がついていればそのまま装着できますし、もしダボ穴がなければアダプター類が必要になります。

2024年現在のモデルにおいて、荷物の積載に対応したオールロードやグラベルロードといった車種にはキャリアを取り付けできるようにダボ穴がついているものがあります。

今回キャリアを取り付けるPinarello FP1 2008年モデルはレース向けのエントリーモデルでしたので、フレームにダボ穴がありません。そのため、ダボ穴のアダプターを準備する必要があります。そこでリアエンドとシートポストクランプに取り付けるアダプターを用意しました。アダプターの製品とフレームの形状によっては、形状が合わなくて取り付けできないかったり加工が必要な場合があります。取付は現物合わせになりますので、事前に同じ車種での取り付け例を調べたりして進めた方が良さそうです。

用意した部品

◆リアキャリア 
お手軽で安定のミノウラ製品。キャリアの上にカゴをつけるので、形状的に問題なさそうなので決めました。MT-800Nのオプションが出ており対応の幅が広そうでした。

◆ダボ穴アダプター (シートポストクランプタイプ)
シートチューブの径にあったものを選んでください。
下記の MT-800N用を最初に試したのですが、干渉して使えなかったためGIZA PRODUCTSのものを追加購入しました。
シートポスト側のダボ穴アダプターとしてMT-800NのオプションのMINOURA シートポスト クランプ MT-800N用で取り付けを試しましたが、クランプの取り付け位置が高くなってしまいました。その結果リアキャリアとクランプを接続する金具の角度が急なって干渉しまい、キャリアの水平が出なかったです。




◆ダボ穴アダプター (エンド金具タイプ)
クイックエンドに差し込むタイプのアダプターは選択肢がほとんどなく、VIVAが定番となっています。最初はMT-800NのオプションのFB金具を試したのですが、金具のボルトがエンドと干渉してしまい使えませんでした。

リアキャリア装着

キャリアをロードバイクに合わせてみておおよその高さや位置を決めます。
次にキャリアに部品を仮組みしてキャリアとタイヤのクリアランスや高さ調整のためのFB金具の追加の有無を決めました。VIVAアダプターで十分な高さが出ていたのでFB金具は使いませんでした。もしカゴに入れる荷物が重くてキャリアとVIVAアダプターがズレるようならFB金具を追加して接続の角度を小さくする工夫をしようと思います。



シートポスト側のダボ穴アダプターはダボ穴が下にくるタイプなので、キャリアとの接続金具が干渉せずに取り付けできました。キャリアの水平が出せましたので各ボルトを本締めして完成です。



最後にキャリアにカゴを装着してお買い物仕様にアップグレードできました!


 

コメント

このブログの人気の投稿

富士ヒルクライム目標タイム別通過タイム表

富士ヒルクライム目標タイム別通過タイム表をつくってみた。 富士ヒルクライムは約24kmと長丁場なので、ペース配分が重要になる。 同じ走力だとしても、力の配分の仕方によってタイムが大きく違ってくるので、 いかに最適配分できるかもタイムトライアルレースのカギであることは間違いない。 今回は以下の手順で各km地点における通過タイムを算出してみた。 ①スバルラインを試走してGarmin EDGE800で1秒毎にコースログを記録 ②コースログを解析 ③出力(W)一定と仮定して、勾配を考慮した目標ペースを計算 この中から必要な部分だけまとめてステムやトップチューブに貼っておく。 スバルラインは道路脇に距離表示があるので、それも目安になる。 さらに8%以上の激坂がある区間をマークしたりするとよいかもしれない。

ペダリングモニターのチェーンリング交換 コンパクトからノーマルへ

(2018.03.07改訂) 出場するレースはこれまでヒルクライムがメインでした。 ロードバイクを続けていると、次第にクリテリウムやロードレースにも興味が湧いてくるもので、今ではヒルクライム以外のジャンルのレースにも参加しています。 レースのジャンルが増えると同時にギア比の問題が出てきます。 ヒルクライムオンリーなら、コンパクトクランクでまったく問題なかったですが、 走るエリアや地形が変わると、例えば、仲間内での平地の練習では、 コンパクトではギアが足りずにハイケイデンスでカバーすることになりキツイです。 今後はロードレースやクリテリウムなども視野に入れていくとなると、 コースごとの適正なギアの調整が必要となってきます。 また、フロントシングル化などのトレンドもあり、 ヒルクライムはフロントシングルでというのも選択肢になってくると思います。 ● ペダリングモニターのチェーンリングの交換 使用クランクは FC-9000+パイオニア ペダリングモニター SGY-PM910H 。 ペダリングモニターのセンサーは、取り付けたクランクから取り外しできません。 そのため、チェーンリングの交換でギア比の調整をします。 シマノは11速になってからクランクのPCDが、 ノーマルもコンパクトも110で統一されていますので、 対応するチェーンリングに付け替えればOK。 何世代か前の話になりますが、ノーマル、コンパクトのPCDが違ったので、 ノーマルからコンパクトへの変更は、クランクごと付け替える必要がありました。 パイオニア・ペダリングモニターは、クランクの付け替えによる校正などが気になっていましたが、取り扱いショップで確認したところ、チェーンリングを付け替えるだけで特別な校正・調整は必要ないとのことでした。 ● チェーンリングの歯数の組み合わせ シマノのクランクでのチェーンリングの組み合わせは、7通りあります。 ・55-42 (タイムトライアル) ・54-42 (タイムトライアル) ・53-39 (ノーマル) ・52-38 (ノーマル) ・52-36 (ミドルコンパクト) ・50-34 (コンパクト) ・46-36  (シクロクロス) デュラエース(FC-9000)とアルテグラ(FC-68...

ウィンドブレーカーの錆びついたファスナーのサビ落とし

愛用のノースフェイスのウインドブレーカーはコンパクトに収納できるので、 天気が怪しそうな日のライドには背中のポケットに忍ばせておくことが多い。 背中の汗にさらされてあまり出番がなく放置していたのがおそらくの原因で、 乗鞍で着ようとしたときにファスナーの金具が青サビ(緑青)で固着して動かなくなっていた。 いざというときの保険アイテムだからこそ定期的なメンテナンスが必要ということを改めて思い知らされたのだった。 買い替える前に修理をできないかを調べる。 どうやらどの家庭にもありそうなアイテム、 酢と塩 で落ちるようだ。 ①酢と塩を同量まぜる ②酢と塩の混合液をハブラシに付けて磨く ③よく洗って乾かす 青サビ(緑青)が落ちてファスナーが動くところまでは回復。 まだ磨き残しがあるので、さらに時間をかけて磨くか、ピカールなどの研磨剤を用いるのもよいだろう。 まだまだ着られるのでトラブルがないように定期的にチェックを心がけたい。