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【Canyon】旧型エアロードと現行アルティメット用の待望のハンドルが限定販売!

Canyonから専用ハンドルのCP0015が限定で販売されました!


Canyon東京テストセンターのブログに製品情報、オーダー方法についての詳細があります。
限定販売開始当初にCanyonに問い合わせたところ、Canyon対応ショップからのオーダーのみ、かつ対応ショップでの交換が必須との回答でした。要望を伝えたところドイツ本社と交渉して頂きました。結果として各個人がオーダーできるようになり、柔軟な対応に感謝いたします。

2024年以前発売のCanyonのエアロードとアルティメットには、ハンドルやステム部の別売品がなくポジション出しをすることができませんでした。フレームサイズがSサイズならステムは90mm、Mサイズなら100mmと決まっており変更ができませんでした。いわゆるCanyonステム問題です。


この問題は2024年の新型エアロードの発売と同時にステム部が単品で発売されましたので新型エアロードにおいては無事解消されました。しかしながら、新型の一体型ハンドル(CP0048)は、旧型エアロードと現行アルティメットには互換性がありません。また旧型エアロードと現行アルティメットハンドルとステム部は販売されるもなく、ユーザーとしては悩ましい問題でした。
 
今回限定販売となったのはCP0015というプロ供給品の一体型ハンドルです。市販されたのはマチュー限定エアロードに付属したのみで一般には出回っておりません。 

旧型エアロードと現行アルティメットのハンドルにはCP0018というモデルが採用されています。CP0015とCP0018の違いはステム角です(CP0015は-17°、CP0018は-6°)。

今のところCP0018の販売の見込みがない状況ですので、ステム角の違いはあっても、ポジションを調整できるチャンスはこれを逃すとないかもしれませんので気になる方は早めにチェックすることをお勧めいたします。

CP0015の製品仕様

内容:Tバー(ステム部)+ドロップ(左右)
   ※パッケージなし簡易包装、取付ボルト類なし。
カラー:ブラック(ロゴなし)・ブラック(ロゴあり)
ステムサイズ:7サイズ(80.90.100.110.120.130.140)
ステム角度:-17°(標準のCP0018は-6°)
価格:70,900-(税別)
送料:2,100-(税別)
※別途日本国内の消費税がかかります。4,100円でした。
 

CP0015到着

オーダーの流れは以下です。
①キャニオンジャパンに必要情報を連絡
②クレジットカードの支払いメールが届く
③支払い完了後発送
 
オーダーから発送までスムーズで、オーダー後1週間程度で到着しました。

 
Tバー(ステム部)


オーダーしたのは120mmです。

ドロップ部

交換作業はどうする?

モノが届きましたので交換作業に進みたいところですが、内装式の一体型ハンドル
ゆえの作業が待っています。ステム長を現在の90mmから120mmに伸ばす関係で、油圧のブレーキホースの長さが足りるかが問題です。ブレーキホースの長さが足りればケーブルとホースの通し直しと油圧のブリーディング作業程度で済みますが、ブレーキホースがもし短い場合はホースの交換作業が追加となり、BBを外して通すところからの大掛かりな作業になります。一旦ステムやドロップ部を外してどの程度ブレーキホースに余裕があるか見極めると良さそうです。

 
 

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