スキップしてメイン コンテンツに移動

【機材】パイオニアのサイコンマウント変換アダプタ SFPM00-03

メインで使っているバイクは、CANYON AEROAD CF SLXです。
ハンドルは一体型のエアロコックピットハンドルを使用しています。

パワーメーターはペダリングモニターを使用しているので、
パイオニアのサイクルコンピューターSGX-CA500の
ハンドルへの取り付けには、これまで大分苦労してきました。



昨年、アメリカ赴任中のチームメイトにアダプターを買ってきてもらいました。
1年ほど使ってトラブルなく使えているので、取り付け方法のゴールと言えそうです。

エアロハンドル、専用ハンドルへのサイコンの取り付けは困る・・・

エアロ形状を売りにしたハンドルや、
エアロロードのフレームとのトータル設計の専用エアロハンドルなど、
従来の丸パイプのハンドルとは一味違うものが、
現在の市場では良く見られるようになりましたね。

サイコンのハンドルへの取り付け方法ですが、
Garmin EDGEシリーズが出るまでは、
専用のバンドブラケットで固定する方式でした。
その後は、ハンドルからニョキっと前に出た片アームタイプが出始めて、
現在の主流になっています。

片アームタイプは、取り付け部分のハンドルの形状とパイプ径が、
おおよそどのハンドルも丸型で共通しているので、
ステムハンドル一体型を除いてはおおよそ問題なく装着できます。

CANYONのAEROAD CF SLXのセットのハンドルが一体型で、
パイオニア付属の片アームタイプのマウントが使えなくなってから、
取り付け方法の模索が始まってしまったのでした・・・

結論は、ガーミンマウントへの変換だった

 いろいろ試してきましたが、
・パイオニアのマウントをガーミンマウントに変換
・キャニオン純正マウント
の組み合わせで落ち着きました。

・パイオニアのマウントをガーミンマウントに変換
 変換アダプタには、Pioneer USAのページで販売している
Speedfil Pioneer to Garmin 1/4 Turn Mount Adapter Kit
を使用しました。








Pineer USA HPより





アメリカ赴任中のチームメイトに帰国に合わせて買ってきてもらいました。
日本では、昨年からレックマウントが同じものをGM-SGX3として販売しているようです。

SGX-CA500への取り付けは、2mmの六角レンチがあればOK。


多少の隙間が気になる場合は、
隙間に薄い緩衝材やテープなどで調整すると良さそうです。

・キャニオン純正マウント
ハンドルに着けるマウントはやはり純正品が間違いなかったです。
純正のマウントで1万キロ以上走りましたが、
走行途中で緩んでくることもなく、安心して使用できています。

まとめ

キャニオンのエアロコックピットハンドルへの取り付けは、
変換アダプタ+純正マウントの組み合わせて1万キロ以上走り、
トラブルなしなので、安定した取り付け方法と言えそうです。

他の一体型ハンドルでは、
純正品のマウントがあるけど、ガーミンマウントのみ
という場合があるので、紹介した変換アダプタを組み合わせるのが、
良さそうですよ。

コメント

このブログの人気の投稿

富士ヒルクライム目標タイム別通過タイム表

富士ヒルクライム目標タイム別通過タイム表をつくってみた。 富士ヒルクライムは約24kmと長丁場なので、ペース配分が重要になる。 同じ走力だとしても、力の配分の仕方によってタイムが大きく違ってくるので、 いかに最適配分できるかもタイムトライアルレースのカギであることは間違いない。 今回は以下の手順で各km地点における通過タイムを算出してみた。 ①スバルラインを試走してGarmin EDGE800で1秒毎にコースログを記録 ②コースログを解析 ③出力(W)一定と仮定して、勾配を考慮した目標ペースを計算 この中から必要な部分だけまとめてステムやトップチューブに貼っておく。 スバルラインは道路脇に距離表示があるので、それも目安になる。 さらに8%以上の激坂がある区間をマークしたりするとよいかもしれない。

ウィンドブレーカーの錆びついたファスナーのサビ落とし

愛用のノースフェイスのウインドブレーカーはコンパクトに収納できるので、 天気が怪しそうな日のライドには背中のポケットに忍ばせておくことが多い。 背中の汗にさらされてあまり出番がなく放置していたのがおそらくの原因で、 乗鞍で着ようとしたときにファスナーの金具が青サビ(緑青)で固着して動かなくなっていた。 いざというときの保険アイテムだからこそ定期的なメンテナンスが必要ということを改めて思い知らされたのだった。 買い替える前に修理をできないかを調べる。 どうやらどの家庭にもありそうなアイテム、 酢と塩 で落ちるようだ。 ①酢と塩を同量まぜる ②酢と塩の混合液をハブラシに付けて磨く ③よく洗って乾かす 青サビ(緑青)が落ちてファスナーが動くところまでは回復。 まだ磨き残しがあるので、さらに時間をかけて磨くか、ピカールなどの研磨剤を用いるのもよいだろう。 まだまだ着られるのでトラブルがないように定期的にチェックを心がけたい。

ペダリングモニターのチェーンリング交換 コンパクトからノーマルへ

(2018.03.07改訂) 出場するレースはこれまでヒルクライムがメインでした。 ロードバイクを続けていると、次第にクリテリウムやロードレースにも興味が湧いてくるもので、今ではヒルクライム以外のジャンルのレースにも参加しています。 レースのジャンルが増えると同時にギア比の問題が出てきます。 ヒルクライムオンリーなら、コンパクトクランクでまったく問題なかったですが、 走るエリアや地形が変わると、例えば、仲間内での平地の練習では、 コンパクトではギアが足りずにハイケイデンスでカバーすることになりキツイです。 今後はロードレースやクリテリウムなども視野に入れていくとなると、 コースごとの適正なギアの調整が必要となってきます。 また、フロントシングル化などのトレンドもあり、 ヒルクライムはフロントシングルでというのも選択肢になってくると思います。 ● ペダリングモニターのチェーンリングの交換 使用クランクは FC-9000+パイオニア ペダリングモニター SGY-PM910H 。 ペダリングモニターのセンサーは、取り付けたクランクから取り外しできません。 そのため、チェーンリングの交換でギア比の調整をします。 シマノは11速になってからクランクのPCDが、 ノーマルもコンパクトも110で統一されていますので、 対応するチェーンリングに付け替えればOK。 何世代か前の話になりますが、ノーマル、コンパクトのPCDが違ったので、 ノーマルからコンパクトへの変更は、クランクごと付け替える必要がありました。 パイオニア・ペダリングモニターは、クランクの付け替えによる校正などが気になっていましたが、取り扱いショップで確認したところ、チェーンリングを付け替えるだけで特別な校正・調整は必要ないとのことでした。 ● チェーンリングの歯数の組み合わせ シマノのクランクでのチェーンリングの組み合わせは、7通りあります。 ・55-42 (タイムトライアル) ・54-42 (タイムトライアル) ・53-39 (ノーマル) ・52-38 (ノーマル) ・52-36 (ミドルコンパクト) ・50-34 (コンパクト) ・46-36  (シクロクロス) デュラエース(FC-9000)とアルテグラ(FC-68...