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キャニオン エアロコックピットハンドルに取り付け可能なライト

前記事のキャニオン・エアロコックピットハンドルのサイコンマウント レックマウントキャニオン用マウント - エアロコックピットハンドルのサイコンマウント探し失敗 に続いて、今回はライト編。 キャニオンのロードバイクの2車種にはそれぞれステムハンドル一体型が設定されている。 Aeroad CF SLX用のCanyon H11 Aerocockpit CF Ultimate CF SLX用のCanyon H36 Aerocockpit CF Aerocockpit CFハンドルはフラット部の上ハンが幅広形状のため、丸いパイプ形状に取り付けが想定されたオプション品は基本的に使えない。 ライトの取り付けにあたって、シリコンバンドタイプを候補として探していたのだが、 電池タイプや光量などもみているとなかなか良いものが見つからないのだ。 結論は、単純なところにあり、手持ちのキャットアイのブラケットを付けてみたらちょうど良いことに気がついた。 いつも、バンド部分が長いなと感じていたのだが、その長さはこのためにあったかと思えるほどピッタリだったのだ。  以下に、いくつか装着例を紹介したい。 ・キャットアイ(CAT EYE) HL-EL010 UNO 冬時期の朝練の薄暗い時間帯を想定。 小型で車に位置を示す程度には十分。明るくなってきたら点滅モードに切り替える。 ・キャットアイ(CAT EYE) VOLT400 HL-EL461RC 夜間やロングライドなど光量とランタイムがほしいときは、VOLTシリーズを装着。 リチウムイオンバッテリーがやや後方に飛び出てしまうが、ハンドルを90度以上切らなければ、 フレームとの干渉はない。気になる場合は、上側につけると良いだろう。 シリコンバンドタイプのホルダーで、ハンディータイプのLEDライトの装着例。 定番のGENTOの2機種を取り付けてみた。 シリコンホルダーには、 SAGISAKA(サギサカ) CYCLE GEAR マルチハンドルホルダー を使用した。 ド定番の GENTOS(ジェントス) 閃 。 シリコンバンドホルダーが変形しやすいおかげで、エアロコックピットハンドルの形状にフィット。 路面が悪い道では、ガタつくこともあり、装着で...

レックマウントキャニオン用マウント - エアロコックピットハンドルのサイコンマウント探し失敗

キャニオンのエアロードCF SLXの特徴の1つといえば、一体型ハンドルであるエアロコックピットH11だ。エアロ効果をフレームの形状だけでなく、ハンドルも含めたトータルのアセンブルで考えられている。また、新型のアルティメイトにも一体型のハンドルが設定されることになっている。 キャニオンのロードバイクの2車種にはそれぞれのステムハンドル一体型は、 Aeroad CF SLX用のCanyon H11 Aerocockpit CF  Ultimate CF SLX用のCanyon H36 Aerocockpit CF のようになっている。 こういったシステムは見た目は統一感があってカッコいいのだが、その反面、セッティングの自由度や汎用性などで苦労することも。 サイコンやライト、カメラ等をどう取り付けるかという問題は、このような特殊形状ハンドルには着いて回る。 ライトに関しては、キャットアイのブラケットのバンドの長さがちょうど足りるのでお悩みの方は試して頂きたい。 ここではサイコンのマウントについて試した結果を記録しておく。 結論から先に述べておくとすると、乗鞍に間に合わせたかったため、レックマウントから発売されたキャニオン用マウントを世紀取り扱いショップで予約し、発売直後に購入して試したのだが、構造的・強度な問題があり、使える代物ではなかった。直接、発売元の代表者にこの製品についての問題を説明したが、その対応に唖然とし、不信感が増すだけで、レックマウントは使わないと誓ったのだ。 エアロコックピットH11に使えるサイコンマウント 現在(2015年12月)対応品としては2種類。 ・Canyon純正ガーミンマウント ・レックマウント Type23  for  CANYON  H11 AeroCockpit  Handlebar 他にも海外では、3Dプリンターで製作している例もあり、$30ほどで販売されている。 Cyanon純正は発売直後はサイトに載っていたものの、すぐにリストからなくなり、今もないままだ。 また、対応しているマウントがGarminのみであり、パイオニア製のサイコンはどう考えても使えない。 8月末の乗鞍に間に合わせたいこともあって、レックマウントから発売されるキャ...

ペダリングモニターのチェーンリング交換 コンパクトからノーマルへ

(2018.03.07改訂) 出場するレースはこれまでヒルクライムがメインでした。 ロードバイクを続けていると、次第にクリテリウムやロードレースにも興味が湧いてくるもので、今ではヒルクライム以外のジャンルのレースにも参加しています。 レースのジャンルが増えると同時にギア比の問題が出てきます。 ヒルクライムオンリーなら、コンパクトクランクでまったく問題なかったですが、 走るエリアや地形が変わると、例えば、仲間内での平地の練習では、 コンパクトではギアが足りずにハイケイデンスでカバーすることになりキツイです。 今後はロードレースやクリテリウムなども視野に入れていくとなると、 コースごとの適正なギアの調整が必要となってきます。 また、フロントシングル化などのトレンドもあり、 ヒルクライムはフロントシングルでというのも選択肢になってくると思います。 ● ペダリングモニターのチェーンリングの交換 使用クランクは FC-9000+パイオニア ペダリングモニター SGY-PM910H 。 ペダリングモニターのセンサーは、取り付けたクランクから取り外しできません。 そのため、チェーンリングの交換でギア比の調整をします。 シマノは11速になってからクランクのPCDが、 ノーマルもコンパクトも110で統一されていますので、 対応するチェーンリングに付け替えればOK。 何世代か前の話になりますが、ノーマル、コンパクトのPCDが違ったので、 ノーマルからコンパクトへの変更は、クランクごと付け替える必要がありました。 パイオニア・ペダリングモニターは、クランクの付け替えによる校正などが気になっていましたが、取り扱いショップで確認したところ、チェーンリングを付け替えるだけで特別な校正・調整は必要ないとのことでした。 ● チェーンリングの歯数の組み合わせ シマノのクランクでのチェーンリングの組み合わせは、7通りあります。 ・55-42 (タイムトライアル) ・54-42 (タイムトライアル) ・53-39 (ノーマル) ・52-38 (ノーマル) ・52-36 (ミドルコンパクト) ・50-34 (コンパクト) ・46-36  (シクロクロス) デュラエース(FC-9000)とアルテグラ(FC-68...

第1回 はやま南郷ヒルクライムスプリント

距離はわずか700mの勝ち抜きスプリントレースがあると知って即エントリーしていた。 以前、神奈川県小田原市の夏のイベントでウォークライド企画のショートヒルクライムレースに出場したときにこの手のレースのおもしろさに気付いていたので出ないわけにはいかない。 この手のレースは距離によって有利な脚質がくっきり分かれるところがまたおもしろい。 距離が十数キロになるようなよくあるヒルクライムならばクライマーが有利。 しかし、距離が変われば一転する。 たとえば、40秒まででゴールできるような距離ならば、無酸素運動能力が高いトラックの短距離選手が圧倒的に有利。 ハイパワーもさることながらスタートダッシュのうまさなどもポイント。 さらに距離が変われば得手不得手も変わる。 今回のコースは事前に公表されていなかったが、おそらくこのあたりというところを事前に試走にいったところ、700mで平均勾配8%、試走タイムは1分40秒程度だった。 絶妙な距離の加減がはたしてどう影響するのだろうか。 …特に対策をすることなく当日を迎えた。 早朝に輪行で最寄駅まで向かい、チームメイトと合流。そこから車で会場へと向かった。 大規模なレースにあるような慌ただしい様子はなく、ゆったりムード。 準備をして軽くアップをしていると開会式が始まった。 三浦半島では、これからロードレースなどの開催も計画しているとのことなのでぜひ実現してもらいたい。 本日のチーム編成はPROJECT-Yの赤い2台で。 ここで本大会について説明しておこう。 三浦半島サミット事業認定はやま南郷ヒルクライムスプリント 大会Facebookサイト( www.facebook.com/ cafhayama ) 種目は勝ち抜き戦のチャンピオンシップとチャレンジタイムトライアルの2種目。 実は同時エントリー可能だった。 (同時エントリーだとタイムテーブルから休みなしで繰り返し登ることになるので、キツい。) 今回出場したのはチャンピオンシップ。 予選は60名を5名ずつのグループに分けて2人が勝ちあがり。 3着以下の3名は敗者復活戦へ回る。 敗者復活戦は6名ずつで1人が勝ちあがり。 予選通過は30名で、 クオーターファイナルは5名ずつで2人勝ち上が...

ローラー用の10速ホイールに11速スプロケットを取り付けた

7月にメインバイクを11速化して、これまでローラー用ホイールの11速化ができていなかった。 このことを理由に夏のあいだはローラーをサボっていたのだが、いつまでもこのままのわけにはいかない。 ローラー用に使っていたR500は10速スプロケットまでしか取り付けできないので、11速化するのにまず考えることとしては以下の2つ。 ・11速対応ホイール + 11速スプロケ ・10速フリーにも取り付けられる加工11速スプロケ ローラーするためにコストがそれなりにかかるし、今あるホイールの置き場所もないので他の方法を考えていたところ思いついたのが11速スプロケから1枚抜いて10速で使うというもの。 10速と11速の違いは ・11速フリーのほうが1.85ミリ長い ・ギアの間のスペーサーの厚みが11速のほうが薄い(ギアの厚みは変わらないらしい)。これによりディレイラーの動く量が違う。 つまり、11速スプロケを1枚抜いてスペーサーなどで調節すれば11速の間隔で10速分使える。ただし、ローに入れると内側な落ちてえらいことになる。 実走での使用はオススメしないが、ローラー台ではギアをほとんど変えずにローラー台の負荷ダイヤルで調節しているので問題なく使えるはず。 使えなかったとしてもどちらにせよ11速のスプロケは買うのでデメリットもないときたら試すしかない。 11速スプロケとしてCS-5800 11-28を購入。 抜いたギアはトップ側から3枚目。 ローラーではチェーンラインがまっすぐになるように真ん中付近を使っているので、外せる一番外側の部分がここだった。 スペーサーは、11速フリーに10速スプロケをはめるときに使う1.85ミリスペーサー。 スペーサーを最初に入れて スプロケを入れていく。 すべていれて固定できるか試したところ、難なくは取り付け完了。

祝!パイオニアペダリングモニターがTSSに対応

パイオニアペダリングモニターの導入初期望んでいた TSS 表示が9月16日のアップデートでついに対応した。 データフィールドに表示できるパラメータに追加されたのは以下のパワー関連の3つ。 ・Normalized Power™ (NP™) ・Intensity Factor™ (IF™) ・Training Stress Score™ (TSS™) TSSが表示できるようになったおかげでその日の練習量の管理がしやすくなった。 ただ、なじみのないユーザーにとってはなにそれ?状態だと思われるので、TSSについて簡単に説明しておこう。 Training Stress Score™ (TSS™) とは? パワーデータを用いた運動量(走った距離と強度)の指標であり、練習時間に対しての練習の密度を示すものといったことだ。  1時間を全力タイムトライアルしたときの運動量を 100TSS としている。 TSSを用いることのメリットは練習量が明確にわかること。 たとえば1時間走るとして、 ・ヒルクライムのタイムアタック ・時々アタックを掛け合うようなチームライド ・平地をゆっくり流す この3つでは運動量に大きく差があることがわかると思う。 ヒルクライムでは100TSS、チームライドではペースや強度が高ければ100TSSを越えることもあり、流しの場合では強度が低いため到底100TSSには届かない。 TSSがリアルタイムで見られれば、もう少し追い込んでおこうとか、逆にやりすぎたからこのあたりでやめておこうといった判断ができる。TSSはパワーメーターがあれば算出できるものなので、GARMINなどのサイコンを組み合わせれば見ることができるのだが、パイオニアはこれまで対応してこなかったために、練習後の解析によってTSSを算出するため、追い込みが足らない場合などは後の祭りであった。 TSSは練習の管理にも重要な役割を果たす。 1日の練習量として100~150TSS程度が次の日には回復できる基準となっている。 1日の中には仕事もあることだし、無理ない範囲は人それぞれであるが、自らの基準を設定しておくことで、無理なく続けられる練習を設定することができるのだ。  TSSを利用することによって、オーバートレーニングを予防でき...