2016年3月9日水曜日

Garmin vivo smart HR Jは心拍計として使えるか?

Garmin vivo smart HR Jのウリの1つは、腕時計のように装着すれば心拍数を測れること。
これまで広く使われているのは胸バンドタイプだが、装着感などで合わないという声も聞くし、
着替え終わってから装着し忘れたことに気付いたときの絶望感を経験したことがある方も多いはず。

Garmin vivo smart HR Jは手軽さがメリットであるが、導入に際して気がかりな点としては、
光学式のセンサーの精度であろう。

ならば試してみるのが近道だ。

以下にざっとまとめた。


1.目的

Garmin vivo smart HR Jの精度や特性を調べ、活用シーンを見つける。

2.方法

Garmin vivo smart HR Jと胸バンド型心拍センサーを同時に装着し、心拍数を比較する。
サイクリング、ランニング中の心拍数を測定。

使用機材
・Garmin vivo smart HR J
・GarminプレミアムHRセンサー+EDGE800

3.結果

サイクリング

GarminプレミアムHRセンサー+EDGE800

Garmin vivo smart HR J


ランニング

GarminプレミアムHRセンサー+EDGE800

Garmin vivo smart HR J

4.まとめ

サイクリング、ランニングの両方で心拍数はおおよそ測定できている。
使用中でも一定ペースのときなどは安定して測定できているようだった。
Garmin vivo smart HR JとGarminプレミアムHRセンサーの明確な違いとして、心拍数の上がり下がりの応答性が見て取れる。Garmin vivo smart HR Jは急な心拍数の変化に弱く、停止状態から動きだしたり、インターバルトレーニングの際には変化を反映できない。
たとえば、ランニングの32:22からはタバタインターバルを行っているが、Garmin vivo smart HR Jは心拍数の変化をきちんと測定できていない。

Garmin vivo smart HR Jは、サイクリングやペース一定のケースなどでは使えるが、
トレーニングには向かないというのが私の見解だ。


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