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CANYON AEROAD CF SLXを組んだときのDi2パーツまとめ



購入したモデルはAEROAD CF SLX FRAMESET EL(電動式)


セット内容は
・フレーム
・フォーク
・ヘッドセット
・シートポスト
・ステム一体型ハンドル(エアロコックピットH11)
・ダイレクトマウントブレーキ前後(SHIMANO DURA-ACE BR-9010)

ホイール、サドル、クランク、パワーメーターは前のフレームから移植して、
コンポはULTEGRA(6870) Di2を新たに導入した。

ケーブルやバッテリーなどの部品はフレーム内蔵するため、部品図で取り回しを確認した。


メーカー部品図より引用

バッテリーはスティックタイプのSM-BTR2-AをBB下から差し込み、ダウンチューブ内に専用のホルダーを用いて固定する。バッテリー固定後にBBを圧入するため、以後の調整はBBを取り外す必要があり、セッティングをきちんと詰めてからBBの取り付けを行いたい。

フロントディレイラーへの配線はフロントディレイラーハンガーを一度はずし、隠された穴から外側に出す。フロントディレイラーハンガーにはケーブル1本分の溝がある。

配線はSTI - ステムに設置したジャンクションA-(トップチューブ-ダウンチューブ)-ジャンクションBで、ジャンクションBからバッテリー、フロントディレイラー、リアディレイラーに分岐する。

以下にDi2関連で使用したパーツをまとめた。
ケーブル長についての情報は、問い合わせても回答は得られなかったので、
エレクトリックケーブルについては、フレーム到着後に実測。
以下の長さで少なくとも長さ不足や過度に長すぎずということなく組めた。
フレームサイズはM。
ハンドルはエアロコックピットステム100mm、幅41cmを使用。



STI ST-6870
FD FD-6870
RD RD-6870
バッテリー SM-BTR2-A
充電器 SM-BCR2
フロントジャンクション SM-EW90-A
内蔵ジャンクション SM-JC41
スプリンタースイッチ SW-R610 
エレクトリックケーブル
STI - ジャンクションA (R) EW-SD50 350 mm
STI - ジャンクションA (L) EW-SD50 350 mm
ジャンクションA - ジャンクションB EW-SD50 850 mm
FD - ジャンクションB EW-SD50 300 mm
RD - ジャンクションB EW-SD50 650 mm
バッテリー - ジャンクションB EW-SD50 150 mm


エアロコックピットハンドルを使う場合、ステム内に収納したジャンクションAを引っ張って取り出すので、ケーブル長にある程度余裕が必要。
ジャンクションBはフレーム内部で動かないように、バッテリーとホルダーに固定しておいた。

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