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マンションでもできるロードバイク洗車術

走り込んだ後にきっちりやっておきたいのがロードバイクのクリーニングだ。
黒くなったチェーンには砂や塵などが付着していてる。
そのまま放置すると抵抗なるだけでなく、変速の調子が悪くなったり、チェーンやスプロケなど駆動系の摩耗を早めてしまう。

走った後の汚れは早めに洗車して落としてしまおう!

しかし、洗車ほど住宅環境に左右されるものもないと思う。
自分はマンション住まいなので、水をドバドバ使うような方法はできないし、狭いスペースでやる必要もある。

そこで洗車のことは洗車のプロに聞いてみた。
今年は大磯クリテリウムのときにWAKO'Sさんのブースで毎回クリーニングをお願いしていて、
そのときマンションでもできる洗車術を教えてもらった。

洗車のポイントは下の動画を見てみよう。 

ワコーズ野崎さんによる自転車清掃法の動画にポイントがすべて収まっている。
 








 

 

 

 

 

 

 



それでは、実際にやってみた

準備するもの

ケミカル類
ワコーズ(WAKOS)フォーミングマルチクリーナー 380ml
ワコーズ(WAKOS)チェーンクリーナー 330ml A179 [HTRC3]
ワコーズ(WAKOS)チェーンルブ 180ml

※チェーンオイルはお好みのもので


・バイクスタンド
・リアエンド
・ゴム手袋
マイクロファイバータオル
WAKO'S野崎氏がいろいろ試した結果、一番良かったといっていたのがマイクロファイバータオル。
フレームを拭いたり、チェーンの汚れを拭ったり多用途に使えて、しかも1枚あたり60円くらい。洗って使えるのでゴミも出なくて経済的だ。
amazonでお買い得そうな10枚615円を買ってみた。

今回は用意していないが、
・チェーンが回るタイプのリアエンド金具(BBB コウグ チェーングリップ 130MM BTL-50 102135
・3面に毛があるチェーンブラシ(AZ(エーゼット)三面チェーンクリーニングブラシ(赤) 隙間5㎜
などもあると作業しやすい

では実際の作業へ。


①フレームの清掃

使うものは
ワコーズ(WAKOS)フォーミングマルチクリーナー 380ml
マイクロファイバータオル

フレームにフォーミングマルチクリーナーを掛けてマイクロファイバータオルで拭いて汚れを落とす。
タオルにクリーナーをつけた状態で拭きとってもok。



②チェーンの清掃

ここで使うのは、
ワコーズ(WAKOS)チェーンクリーナー 330ml A179 [HTRC3]
ワコーズ(WAKOS)チェーンルブ 180ml
マイクロファイバータオル

チェーンの油汚れは擦っても落ちにくい。
このクリーナーが優れ物で、チェーンにスプレーしてしばらく放置すれば油を分解してくれて、
あとは水で流すか拭きとればキレイになってしまう。

まずはチェーンクリーナーをチェーンにスプレーする。
ドバッと豪快に拭きかけるのがおすすめのようだが、もったいない 周囲をできるだけ汚さないように付属のブラシを使って少しずつ塗っていく。

しばらくおいた後はブラッシングでチェーンの内側に入り込んだ汚れを重点的に落とす。
チェーンの表面の汚れについてはチェーンクリーナーを拭き掛けてさっと拭けばそれだけでキレイになる。
問題は中に入り込んだ砂や塵などで放置すると回転の抵抗になるだけでなく、摩耗を早めることになる。
ブラッシングのポイントは手で触ってみることで、まだごみがあったら回したときに「ジャリ」という感覚になる。このときはさらにブラッシングするか、もう一度チェーンクリーナーを吹きかけよう。
さわったときにスムーズにまわるようになったときがブラッシング終わりのサイン。



汚れは分解されて水で流せるようになっているので、水を使えるなら水で流してもよいし、タオルなどで拭きとってもよい。

マイクロファイバータオルでグルっと拭いてチェーンが銀色に戻った。


③チェーンのオイルアップ

チェーンを乾かしたら、最後のオイルで仕上げる。

オイルが必要な場所は連結部分なので、一コマずつスプレーしていく。


チェーンオイルは表面に皮膜を作るので、拭きとるまで少し時間をおきたい。
できるだけ長くということで、このまま一晩放置して次に乗るときに表面の余分なオイルを拭きとるようにしている。

この洗車方法なら限られたスペースでも容易にできるので、
マンション住まいの方などに実践して頂きたい!





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