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中華カーボンホイールは壊れるとどうなるか?

以前、チームメイトに頼まれて制作した中華カーボンホイール(正しくは中華カーボンリム+台湾スポーク、ニップル+台湾ハブだが)が、落車により壊れたとの連絡を受け、現物を確認してきた。幸い、大きなダメージはこのホイールだけなので不幸中の幸いだった。

まずは前輪全体像。
前輪は目立った損傷は少なく、リムに亀裂が見られる程度。
スポークに曲がりは見られず、ハブも正常だった。


リムがへこむだけでなく、割れている箇所もあり。



こちらは後輪。
前輪よりもダメージが大きく、転倒して後輪を激しくぶつけたことが推測される。



スポークが曲がっていて、このスポークが止めている範囲のリムがもげている。




完全に割れている。


解体して、破損したリムをサンプルしとして持ち帰ってきたので、構造についてはこれから調べていきたい。

自己責任な中華カーボンなので、安全面には気をつけて使用したい。
極度に軽量化で強度そのものを犠牲にしているリムも多いので、十分安全なものを選びたいところ。


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